ひきだしをふやす

もみぃちゃん

2025年05月03日 01:17

わたしはときどき教養の旅に出たり
今後のその計画を思い描いたりする


陶芸の産地のことや伝統のことも
ちょっとずつ知っていきたい気持ちが
実は強くなっていると感じる


今回は「土鈴(どれい)」に興味を持ち
その館へ行こうとしたのだが
だいぶ前に閉館していたり
なかなかうまく行かなかったのだが

閉館の理由は館長が高齢になったことで
今後はひとりのコレクターに戻るという
とても納得のいくものだった


好きなものを広めたくて趣味を仕事にし
また趣味に戻れるなんてステキだなぁと
ブレることのない芯のようなものを
出会うことなかった館長に感じたのだった


わたしはたぶんゼロか100タイプで
終わったら終わりだし、やめたら解放だし
続けることは忍耐だしと感じるところがある


だからその館長の継続的な魂のようなものに
素直に尊敬するというか感動する




粘土に関してただ好きで楽しいと
言えるようなところまで深く愛せているか
今もやっぱりつらいというか
販売や一連のことを継続することは忍耐だ


どこかで肩の力が抜けて
結果なんてなるようにしかならないと
朗らかに腹を括れる日が来てほしい


売れてても売れなくてなくても
世間のそういう評価なんてどこ吹く風で
自分のつくった作品を気に入っていると
揺るがない基準をしなやかに持っていたい


どうしたらそういう精神力へ行き着けるか
その館のことを知って考えさせられた





山間部はとくに春とは思ない寒さで
GWってこんなに冷えたかなぁと
薄着できたことを後悔しながら


でもなんか冬が終わり今年が動き出して
活動のプランをいっこいっこ超えていく
不安と緊張の季節がはじまる実感


側近のことでいっぱいいっぱいなのだが
東京のギャラリーのことをリサーチしたり
焼き物の産地をめぐってみたいと思ったり
いつもちょっとだけ可能性の広がりを
意識していたいなと思っている






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