ギャラリー常駐の表裏

もみぃちゃん

2024年05月30日 03:33

後半になりだんだん疲れとこれはストレス?
が溜まってきたのかなという本音を書く

何事にも面と裏があり、どちらも事実だ


常駐義務化されていない展示ギャラリーに
はりついている表の理由は
意見を聞いたり反応がわかるからだ
すごく勉強になると思っている


裏の理由は展示物に触れるなと書いても
マナーが守られていないからだ
作家がいれば少しは抑止になるし
注意できるので見張っているしかない

破損しても責任は負わないと規約にあり
やっぱり破損を避けたいなら見張ろうと思う

でもあんまり口うるさくしたくないので
手書きで大きく何箇所かに触るなと貼った


それでも触る意味が結局はわからない


何箇所か書くことよって
そう書いてあるでしょと注意しやすくなる
ただそれだけの役割の紙が景観を損ねる


本音を言えば敬意を払って欲しいだけだ
大切に見てくれるなら触って裏も見て欲しい


どう対応するのが正解か葛藤してきたけれど
モラルのない人の常識を変えるのは
やっぱり疲れるのだと思う


常識のある人はムダに作品に触らない
触るなと書いてあればもっと注意して
慎重に見てくれるのだが
そういう方は触ってもらっても敬意を感じる


その逆の人は注意しても逆ギレするくらいの
注意しても数秒経てばまた触る暴走型が多い

常駐することで見たくないものを見る
でも壊されるよりマシだからいるしかない

そういうストレスをいつまで浴びるか
というのも裏の葛藤ではあった


グチというには深刻すぎる永遠の課題だ



値段がついていれば抑止になるのかな
でも販売できないルールなので
値段で慎重に取り扱わせることもできず
ホントにタチが悪いシステムだ


入場無料のギャラリーが悪い方に機能する
裏の顔にいつも過度なストレスがかかる
いろいろな意味を含めて修行だった


へんな話、顔見知りのお客さまが触っても
触り方には愛情があるわけで
こちらにも感情があるから私情は入る


こういう人には触られたくないとか
こういう持ち方は気分が悪いとか
という感情的な線引きがわたしにはある


でもわたしなら触らないけどねという
常識もどこかには働いているのも事実だ


裏まで見てもらってなんぼの作風なので
貼り紙を増やすに至った経緯は
よっぽどだった、ということは事実だ


注意しても「そんなら書いておきなよ」と
絡まれるとブチキレるよね

「これ以上書けないくらい書いてあるよ」
と今年は指をあちこちさして言い返した


書いてあるない、ではない
注意されたら従えよと言いたいし
ホントにそういう人間に会うと
人間不信になるし嫌いだなって\(//∇//)\


逆に販売ギャラリーでも
マナーが悪いことはあるので
展示ギャラリーに限ったことでもない


それでも展示ギャラリーの客層は
とくにひどいと感じるのだからなにかはある


販売ギャラリーにしても買う気のない人ほど
作品へのリスペクトがなくて
必要のないものも触るような気がするので
展示ギャラリーにそういう人が多いのは納得か


いろいろ傷つくクセがあるのだが
相手が悪いと思えるようになる修行を
長らくしているような気がする



どっちが悪くても作品を守るのが
大前提なのだからムダに傷つかない
そういう修行なんだと思う


一方で触りたくなる作品になってきた
というのも感じると複雑なので
いろいろな意味で卒業に悔いはない


必要なことを伝える能力は身につけないと
というじぶんの課題もやっぱりある
苦手なことから逃げられない気持ちで
取り組んでムダなストレスから抜けたい



たぶん最初はただ腹を立てるだけだったが
数年前から考えかたが少し変わった

じぶんの課題もやっぱりあるなとは思う


その努力のうえで相手を変えられない現実を
知っていく場面もあったりして
お客さまへの姿勢もじぶんが選ぶものかと
考えさせられることもある


誰かに雇われているわけではないので
こちらも相手を選ぶのは自由だし
こういう人に出入りして欲しくないと
言える権利はあるとも思うが
やっぱり時代は強行突破ではない


強行突破でスッキリする性格でもないし
じぶんの負担を減らすには?
の頭脳戦のようになるから
余計にまどろっこしいことになっていく


ダメなものはダメ
守れないならお断りですと
心に負担なく判断できればそれもいい

こたえはひとつじゃないんだよなー
だんだん夢見が悪くなってくると
ギャラリーの潮時を感じる


ギャラリーは絶対に終わりがあるし
イヤなやらない権利だったあるよね
とやや投げやりだが、一旦そう思おう


もちろんいい思い出やうれしいことも
たくさんあったし感謝もしている

そのうえでのまた別の事実で
ギャラリーではひとりの時間が多いから
ストレスの発散もなく追い詰められる


気持ち的にひとりぼっちではないのだが
じぶんが判断して決める厳しさを感じている


数人でやればその辺は心強いが
ほかのストレスを感じるタイプなので
第一幕はソロ活動に徹したところがある


でもたぶんソロ活動はじぶんにあっている
まったくコラボをしたことが
ないわけではないのでそれはわかった


根本にストレスを感じやすいじぶん
という課題がいつもあることも
なんかわかったので
ストレスをどれだけ削ぎ落として
楽しみを強くできるかというのが
第二幕のテーマかもしれない





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