什器のこと

もみぃちゃん

2023年09月14日 00:32

これまでのローカルなギャラリー開催では
什器や搬入のことで悩まなかった
イベント出店ではみごとに試練はそこだ

避けては通れないということなのだろう
ひと通りのケースを経験して
どういう形が残っていくのかは未知

雑貨的陶芸家tinker×3もみぃちゃんだよ





ディスプレイをするのは好きだ


ただそれに伴う什器を運ぶことがネックで
とくに重さや量の問題は切実である


レンタルシステムはあるけれど
やっぱりその数千円が売れない現場に
何度も行ったことがあるので
運べる工夫しようという思考回路になる


その数千円、別のことに使いたい
わたしはそういう価値観のようだ





計画より1、2年前倒しに機会が訪れた
そのリズムに乗らない手はないと思って
必死に喰らいついているという表現がぴったり


マネージャーがいないのなら
ある程度でセーブする判断も
また必要な能力にちがいない


感情と現実は別として仕分けていかないと
生き残っていかれない分野だと思っている


生き残った先にしかできないことを
やれてはじめてストーリーができる


原料や燃料についても考えさせられる
そういう時期であり時代にいる


節約という目先のことではどうにもならない
そういうスケールではないと肌で感じている


キラキラして可愛いものを焼くには
電気が必要だというのは現実だ

しかし焼き物をじぶんの想像以上に
好きになったとき自然という原点に
興味が向くだろうとすでに感じている


体質のことがあるしどこまで現実か
知るにはもっと時間と経験が必要なのかも


一方で電気という恩恵から離れられない
魅力があるのも感じている

かわいくなければ好きだと思えなければ
つくらないほうがよっぽどエコだから






もう9月の中旬なのかと慌てながらも
数をつくれば安心という考えからは抜け出し
納得のいく学びあるものをつくりたいと
一本の芯が通った感触がある


できた量ができる量だと信じている


迎合はしないが風はよみたい
これまでも言葉にはしてきたけれど
体現するってことと向き合っていきたい

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